女性版バチェラー『バチェロレッテ』は面白いのか?初代バチェロレッテはどんな人?

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こんにちは、ノリスケです。

恋愛バラエティドラマで有名なものといえば『あいのり』や『テラスハウス』がありますが、近年人気があるのがAmazonプライム・ビデオの『バチェラー・ジャパン』です。『バチェラー・ジャパン』は一人の男性を複数の女性が取りあう恋愛バラエティ番組なのですが、2020年10月から放送された『バチェロレッテ・ジャパン』は男女逆転し、1人の女性を複数の男性が取りあう番組として話題になっています。

いったいどんな面白さのある番組なのでしょうか。そして、初代バチェロレッテに選ばれた女性はどんな方なのでしょうか。調べてみました。

目次

バチェラーシリーズとは

まずは「バチェラーシリーズ」についてですが、もともとはアメリカの人気バラエティ番組だったといいます。アメリカで2002年から放送された『The Bachelor(ザ・バチェラー)』という恋愛番組が非常に人気で、全世界でも放送されるようになり、日本でも『バチェラー・ジャパン』というタイトルで2017年にシーズン1の放送が開始されました。

バチェラーシリーズの面白さ

バチェラージャパン公式Facebookより引用

バチェラーシリーズの面白さは、男女比のおかしいセッティングと、その中で繰り広げられる一人ひとりの人生ドラマにあるといえます。

バチェラーとよばれる1人の男性を複数の女性が取りあうという設定は、シーズン1放送前はどんなドラマになるのか予想がつかず、若者を中心に非常に話題にのぼりました。シーズン1放送後は、バチェラーが真剣に一人ひとりの女性と向き合う様子や、女性が真剣にバチェラーの人柄を知ろうとしたり思い出をつくろうとしたりする様子に心うたれる視聴者が増え、シリーズものとしては好評な滑りだしとなりました。

本家アメリカのバチェラーはキスが当たり前なほど過激だといわれており、一人の男性に一人の女性が誠実というイメージのある日本にバチェラーシリーズの世界観が浸透するかどうか、制作側もドキドキだったのではないでしょうか。実際、シーズン1のバチェラーである久保裕丈氏(青年実業家)は、「世間のバチェラーへのイメージはいいものではないかもしれないけど、だからこそ未知なことに最初にチャレンジする意味があるし、成功させる」とバチェラー放送中に語っていました。

バチェラーと女性のそれぞれの想いが伝わったり、残念な結果となったり、視聴者も自分の”推し”をつくって応援する気持ちで感情移入できるのがまた面白いところです。

過去のバチェラーたちのその後

『バチェラー・ジャパン』は現在シーズン1からシーズン3まで放送終了しています。それぞれのバチェラーが最終回でどんな女性を選び、その後どうなったのかまとめてみました。
シーズン1シーズン2シーズン3
放送時期2017/2/17~2018/5/25~2019/9/13~
バチェラー久保裕丈
(35歳・青年実業家)
小柳津林太郎
(35歳・帰国子女・実業家)
友永真也
(32歳・貿易業実業家)
女性参加人数25人20人20人
最終回で結ばれた女性蒼川愛
(22歳・現役大学生)
倉田茉美
(28歳・イラストレーター)
水田あゆみ
(31歳・焼き鳥屋店員)
その後【現在】2018年2月に破局2018年9月に破局同参加者の岩間恵と結婚
※年齢は放送当時の年齢です。
シーズン1、シーズン2のカップルは残念ながらどちらも破局。ただし、番組終了後に真剣交際をし、話し合いの上での結論だったようです。

驚くべきはシーズン3の友永真也氏のドラマ。最終回で水田あさみ氏を選び、番組終了後に1ヵ月交際したものの破局し、二番手だった岩間恵氏と付き合う選択をしたといいます。一度選んだ選択は元に戻せないというルールのバチェラー・ジャパンですが、放送後にルールを覆した点に世間の反響も大きかったようです。結局、岩間恵氏とはそのままゴールインし、水田あさみ氏も自身のインスタグラムで二人の結婚を祝福しています。

そんな波乱万丈な恋愛ドラマの結末まで、ドキドキしながら知ることができるのは、バチェラーシリーズだからかもしれません。

バチェロレッテの魅力とは

さて、先月からスタートした『バチェロレッテ・ジャパン』はどんな魅力があるのでしょうか。単純に男女逆転しただけなのでしょうか。まずはバチェロレッテに注目してみましょう。

初代バチェロレッテはどんな人

記念すべきシーズン1のバチェロレッテに選ばれたのは、福田萌子氏。
沖縄出身、33歳のスポーツトラベラーで、モデルでもあります。すらっとした長身をいかし、12歳からモデルとしてランウェイを歩いたこともある抜群のスタイルの持ち主で、番組中でもたびたびオシャレなファッションやウォーキング、スタイルの良さにフォーカスしたカメラワークがあり、バチェロレッテの魅力に釘づけになった視聴者も少なくないのではないでしょうか。

スポーツが得意なだけでなく、琴や華道もできて文武両道です。また、島国出身を感じさせる大らかさやストレートに物事を伝えるオープンさに、人としての厚みや魅力もたくさん感じさせる素敵な女性です。

参加者の男性はどんな人

こんな素敵なバチェロレッテに会いたいと集まった男性参加者は17人。中国出身の実業家や、料理研究家、画家やブラジル出身の歌手など、経歴も国籍もさまざまで、23歳~38歳の幅広い年齢層の方が参加しました。

福田萌子氏は世界中を旅する仕事をしているため、英語が堪能で、番組中で福田萌子氏と多国籍な男性たちが英語だけの対話をする海外ドラマのようなシーンもあります。

見どころ

https://twitter.com/BachelorJapan/status/1326449587876368390
気になるシーズン1の見どころをご紹介していきましょう。
まず、男女逆転で逆ハーレムになっている絵面が初めは少し真新しくてコミカルに感じるかもしれません。徐々に慣れていきますが、なかなか17人も男性が集まることは日常生活ではないので、非日常感が味わえます。

また、『バチェラー・ジャパン』のときと大きく違うのは、参加者の人選です。『バチェラー・ジャパン』では、有名大学卒でお金持ちなイケメンがバチェラーに選ばれ、ステータスで判断したくなる女性のツボをついたような人選でした。参加者の女性陣も、OLやモデル、料理家など、女性らしさを感じる職業の方が多かったり、平均年齢が低かったり、世の男性の好みが反映されているようでした。

一方で、バチェロレッテは文武両道、才色兼備の完璧な女性。自立したたくましい女性で、むしろ男性が頼りたくなるような包容力も持っており、近年の女性と男性の図式を表しているようでもあります。参加者の男性たちは『バチェラー・ジャパン』のときよりも平均年齢が高く、一般的に女性の方が精神年齢が高いといわれることがありますが、年齢の高さにも意図を感じます。

そして面白いのが、男性たちの結託が少ないということです。『バチェラー・ジャパン』で女性が集まる場合は、女性だけになる時間で「みんな仲良く」という風潮がみられましたが、『バチェロレッテ・ジャパン』の場合は最終回に近づくまで、男性同士でバチバチするシーンが多くなっています。男性より女性のほうがグループでいることを好む、男女の違いを感じるポイントです。

最後に、ネタばれになるので詳細を公開はしませんが、最終回で衝撃の結末が待っているのも見どころの一つです。どんな結末なのかはぜひ視聴して確認してみてください。

まとめ

ただの恋愛リアリティ番組と思って見ると、大きな間違い。参加者やバチェラー、バチェロレッテたちのドラマや人間性から学ぶことがたくさんあり、視聴者もともに成長できるのが素敵なポイントです。
まだ見たことがない方は、ぜひ自粛期間中に見てみてはいかがでしょうか。
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