docomoの格安プラン ahamoメリットとデメリットをまとめてみました

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こんにちは、ノリスケです。
2021年3月26日からのサービスがスタートした、NTTドコモのオンライン専用格安プランahamo(アハモ)
ソフトバンクやauなど各通信会社大手が競い合っている新格安プラン。
ahamoも他社を意識してか、次々と新サービスや料金の引き下げを発表するなど慌ただしい動きを見せてきました。
結局、料金体系はどうなったの?他社のサービスとどう違う?どんな人がahamoに向いているの?調べてきましたよ。

目次

ahamoの特徴

出典:Business Insider Japan

ahamoは通信最大手NTTドコモが提供するオンライン手続き限定の格安プラン。
これまでのスマホのプランというと色々な提携会社との契約を組み合わせることで「実質5,000円」だったり、数ヶ月だけ安くなり、その後は自分でオプションを解約する日強があるなど、煩雑な印象がありました。
しかし今回のahamoは月額税抜き2,700円のみというシンプルな料金体系。
そしてプランの中身は

・1回5分の無料通話
・20GBの高速データ通信
・82の国や地域での国際ローミングが利用可能

とこちらもシンプルかつ、使い勝手のいいものとなっています。

1回5分の無料通話

まず「1回5分の無料通話」ですが、お店に予約の確認をしたり、手続きの電話などは大体が5分以内ですし、これは嬉しいですね。
こちらは最初からプランに含まれているのはahamoのみ。
大手他社の格安プラン、KDDIの「povo」ソフトバンクの「LINEMO」は「1回5分の無料通話」は月額500円のオプションとなっています。
その代わりpovoとLINEMOは月額料金が2,480円とahamoより220円安いのです。
実はahamoは当初税抜き月額2,980円と発表されていましたが、これだと無料通話をつけたオプション場合の他社との差別化を図れないことから、2021年3月1日に急遽2,700円に値下げしました。これにより、通話オプションをつけた場合はahamoの方が280円お得になりました。
これを受けてソフトバンクのLINEMOは、1回5分の無料通話ができる「通話準定額」を1年間、500円割り引くキャンペーンを発表しており、1年間という期間限定ではありますが、「1回5分の無料通話」というオプションに絞るとLINEMOが最安になるようです。
また、povoは通話かけ放題1,500円というオプションも用意されています。遠方の家族や取引先など、たくさん通話をする人はpovoが最適かもしれませんね。

20GBの高速データ通信

大手3社はどこも20GBの高速データ通信を打ち出しています。
povoは追加で200円払うことにより、24時間はデータ容量が消費されない、「データ使い放題24時間」や500円で1GB分追加できる「データ追加1GB」を用意しており、データ通信を多く使う若者をターゲットにしているようです。
また、LINEMOは通信アプリLINEでのデータ使用がカウントされません。なのでLINEでビデオ通話をしたり、LINEの使用がほとんどという人はLINEMOがよさそうです。
ahamoはこうしたオプションプランは用意されていません。
しかし、その分煩雑な手続きや追加料金がないというのは、「わかりやすくていい」と感じる人も多いかもしません。

82の国や地域での国際ローミングが利用可能

ahamoは20GBの無料通信でオプションが無い代わりに、プランの中で非常に魅力的なサービスが含まれています。
それは国際ローミング。
82の国や地域で、20GBの容量内であればデータ通信ができるのです。
海外旅行に行く際に、いちいち手続きをしたり、wifiをレンタルする必要もありません。
LINEMOやpovoは国際ローミングに対応 はするようですが、詳細は明らかになっていません。
LINEMOは、国際ローミング利用時のデータ通信の料金は標準の20GBとは別の扱いになることがわかっていますから、国際ローミングにおいてはahamoがお得で便利なプランと言えそうです。
コロナが収束後に海外旅行や留学に行こうと考えている人は、絶対ahamoがオススメですよ。

その他のahamoのメリット、デメリットは?

出典:ahamo公式

家族割が安い!

その他のahamoのメリットというと家族割が適用される点でしょう。
ahamoはNTTドコモの料金プランのひとつという扱いなので、家族がドコモであれば、家族間通話が無料の「ファミリー割引」が適用されます。また、ファミリー割引の人数が増えれば、加入している他のドコモ契約者の割引額も増えます。
LINEMOは「ソフトバンク」「ワイモバイル」とは別のブランドという扱いなので、ソフトバンクやワイモバイルの家族割引の人数に含めることはできません。
povoもauの家族間通話無料など家族割引「家族割」の人数には含めることができないようです。しかし2021年夏までに契約した人限定で、契約回線数に応じて月額基本料金を割り引く「家族割プラス」は適用されると発表されています。
家族で同じキャリアを使用する場合はahamo、docomoに揃えるとお得に使えるようです。

デメリットは?

キャリアメールが使えない

@docomo.ne.jpのアドレスが使えなくなってしまいます。また、留守番電話サービスも使用できないようです。

キャリア決済が使えない

コンテンツの代金を毎月の携帯電話料金と一緒に請求する、「spモード コンテンツ決済サービス」と呼ばれる決済サービスが使えなくなります。
「d払い」などには影響はなく、「dメニュー」に掲載されているコンテンツの決済のみが対象となっています。
この決済サービスは多いアーティストやアイドルの有料ファンクラブサービスに多く使われていますので、加入されている方は要確認です。
また、Apple WatchのGPS+Cellularモデル利用者も、ahamoに乗り換えることでApple
Watch単体で通話や通信をするのに必要な「ワンナンバーサービス」が解約されてしまいます。
そうなると、iPhoneとBluetooth接続して利用することになりCellularモデルの意味がなくなってしまうので注意する必要がありそうです。
また、ahamoはNTTドコモの料金プランですが、オンライン手続きのみで、ドコモショップでの契約やサポートが一切できません。サポートもチャットのみ、全てオンラインで手続きする必要があるオンライン専用のプランという点なので、ドコモショップに全てお任せしたいという方には不向きでしょう。
これらのデメリットは、ahamoだけではなく今回の大手格安プラン全てに共通しています。
キャリア決済やApple WatchのGPS+Cellularモデル利用者、ウェブ上での手続きが苦手な方は格安プランへの乗り換えは慎重に。

まとめ

出典:Engadget 日本版

いかがでしたか?
5分間の無料通話は欲しい!海外旅行が好き!家族もdocomo!面倒なプランを組んだり、オプションをつけたくない!といった人はahamoがよさそうです。
各社競い合ってスマホの料金がどんどん下がって行きそうな2021年、追加の情報が楽しみですね。

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