急死した木村花さん、出演していたテラスハウスで何があった?

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こんにちは、ノリスケです。
先日若手人気女子プロレスラーの木村花さんの訃報が報じられました。突然の急死に多くの方が驚いたと思います。
彼女はなぜ亡くなってしまったのか、それには彼女の名が知られるきっかけとなった恋愛リアリティ番組「テラスハウス」が大きく関係しているようです。
ではその番組内でなにがあったのか詳しく調べてきました。

目次

恋愛リアリティ番組「テラスハウス」とは?

出典:jiji.com

2012年にフジテレビ系列で放送され、その後Netflixやフジテレビオンデマンドで配信されている日本のリアリティ番組です。
見ず知らずの男女が一つ屋根の下でシェアハウスをする内容で、台本がないリアルな生活を描いています。番組から家と自動車だけ用意されており、共同生活に特に決まったルールなどはなく、共同生活終了時は自己申告後に退去するといった形になっています。
番組の最高視聴率は9.1%で、瞬間最高視聴率は13.8%を記録するなど、特に若い世代から熱い支持を得ています。
過去にテラスハウスに出演していたことで有名なのは、元AKBの北原里英さん、モデルの島袋聖南さん、今井華さん、Nikiさんなどです。俳優やアーティスト、スポーツ選手など様々な職業の方が出演しています。

ことの発端とは?

木村花さんは東京を舞台にした『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に出演していました。当時男性3名、女性3名の6名で共同生活をしていました。木村花さんは現役の女性プロレスラーとして活躍しており、番組でも悪役のような気の強さが目立っていました。
今回の事の発端は、当時共同生活をしていた小林快さんが、木村さんの試合用のコスチュームを誤って乾燥機にかけてしまい、その結果大切なコスチュームが縮んで着られなくなってしまったことでした。木村さんにとって念願だった東京ドームで、試合をした際に使用したコスチュームだったことから彼女にとって命より大切なコスチュームだったそうです。その件で激怒した木村さんが小林さんのかぶっていた帽子を振り落とすなどの行動が話題となりました。

彼女を苦しめた原因とは?

出典:instagram.com

今回の急死の死因は発表されていませんが、誹謗中傷による自殺とみられています。テラスハウス内の言動に番組を見ている視聴者から、木村さんのSNSへ連日「死ね」「消えろ」といった心無いコメントが寄せられるようになりました。そういった誹謗中傷は一時的なものではなく彼女が出演するたびに書き込まれていました。その誹謗中傷によって木村花さんは自らの命を絶ったのではないかと言われています。
彼女が亡くなる前日のInstagramでは「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」といったメッセージを残した画像を投稿しています。また、ストーリーズというInstagramの投稿機能では「さようなら」という言葉を残しています。それを見たファンからは彼女を心配するコメントが多く寄せられていましたが、22歳という若さでこの世を去ってしまった木村さん。彼女の突然の死に多くの著名人がコメントを寄せています。南海キャンディーズの山里さんやアジアンの馬場園さんらテラスハウスにで出演していたスタジオメンバーは大きなショックを受けている上に、今度は彼らに対する誹謗中傷が殺到しているようです。

世論の動き

今回の誹謗中傷によって自らの命を絶ったとされる木村花さんの件を受け、高市総務大臣はインターネット上の発信者の特定を容易にするための制度改正を検討する姿勢を示しました。
著名人だけでなく、普段利用している我々にも誹謗中傷の被害で苦しんでいる人が多くいます。ですが、現在の発信者の情報開示請求には数十万の弁護士費用が必要になります。そのため誹謗中傷の被害者の多くが情報開示を断念しています。
一方で表現の自由を侵害するのではないかという声もあるが、発信者の情報開示のハードルが下がることで被害者が声をあげやすくなり、加害者の抑止力につながるという見解もあるようです。
また、過去に誹謗中傷を受けていたと公表する著名人も多く出てきています。今現在誹謗中傷を受けていて、これから調査・訴訟をする動きも増えてきました。
匿名だからといって相手を傷つける行為は決して許される行為ではありませんよね。

まとめ

現代では様々なSNSで好きなことを自由に発言できる反面、今回のように匿名で一人の人間を死まで追いやるような使い方をしていることが問題視されています。
特に若い世代の利用者が多いため、ITリテラシーをしっかりしていくべきだという声が多くあがっています。今回のような悲しい出来事が起きないように、一人一人がSNSの使い方をしっかり理解し、自分の発言で誰かが悲しい想いや辛い想いをしていないという思いやりの心が大切になってくるのではないでしょうか。

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  1. ツウィ
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