こんにちはノリスケです。
マラソンの新谷仁美さんが東京五輪を目指し約5年ぶりに現役復帰しました。
11月11日に行われる東日本女子駅伝に東京代表として出走されるんですね。
5年前…平成25年(2013年)にモスクワ世界選手権の女子1万メートルで5位に入賞を果たした後、引退を表明していたんですね。
今回は新谷仁美さんの引退から現在について調べてみました。
目次
新谷仁美さん
- 新谷仁美(にいや ひとみ)
- 昭和63年(1988年)7月26日生まれ 30歳
- 岡山県総社市出身
- 166cm
- 44kg
- ユニバーサルエンターテインメント所属
経歴
総社市立総社東中学校を経て興譲館高等学校へ進学した新谷仁美さん。
興譲館高等学校では、1年生から3年連続でエース区間と言われる第1区出走。
しかも3年連続して区間賞を獲得しています。
しかもこの区間賞を3年連続という偉業を成し遂げたのはこれまで6人だけですが、その中でも各校のエースが集まる1区を3年間走り続けてこれを成し遂げたのはルーシー・ワゴイ選手と新谷仁美さんの2人だけでなんです。
とんでもない逸材であったことがわかりますね。
さらに平成17年(2005年)の岡山国体では選手宣誓、3000mでは岡山勢唯一の優勝をもたらしました。
インターハイでは3000m優勝、世界ユース選手権で銅メダルを獲得するなど高校時代は将来を嘱望されていたんですね。
さらに全国都道府県対抗女子駅伝競走大会では実業団のトップ選手がひしめく1区で、高校生ながら区間賞を獲得しています。
ホント凄い人なんですね。
社会人時代
高校卒業後の平成18年(2006年)に小出義雄監督率いる豊田自動織機(佐倉アスリートクラブ)女子陸上部に入部しています。
翌平成19年(2007年)に第1回東京マラソンで初マラソンに挑戦、2時間31分01秒の記録で女子の部において初優勝を飾っています。
しかしその後の成績が振るわず…
というより周りの人たちの伸びがものすごかったというべきでしょう。
平成21年(2009年)の名古屋国際マラソンでは2時間30分58秒の自己ベストをマークしたものの8位に終わっています。
また平成23年(2011年)には豊田自動織機女子陸上部が千葉から愛知への移転下のを機に辞めています。
しかしその後行われた日本選手権5000mで2位に入り初の世界選手権代表に選出されます。
世界選手権では7位で決勝進出、決勝では13位に終わりました。
平成24年(2012年)での日本選手権では5000mにおいて15分17秒92の記録で優勝し、ロンドンオリンピック出場が決定。同時に10000mの出場も果たしています。
ロンドンオリンピックでは18位でしたが、日本女子歴代7位となる15分10秒20の自己記録をマークしています。
平成25年(2013年)には日本選手権女子10000mでは大会新記録で優勝、世界選手権モスクワの代表内定を決めます。
モスクワでの世界選手権では30分56秒70と自己記録を更新し5位入賞と健闘しています。
しかし…この頃に右足裏の故障悪化などで公式レースから遠ざかっていた新谷仁美さん。
平成26年(2014年)に現役を引退しています。
女性としてはほぼあり得ない体脂肪率を5%台まで絞るなど、全身全霊をかけて走り続けていました。
右足足底筋膜炎に悩まされ、痛み止めを打って出場したことも言い訳にせず、「すべてをかけた大会でメダルを取れなかった。“プロ”として失格」と引退宣言しました。
ここまで見ていると…ホント満身創痍ながら頑張っても、自身が納得いく結果が出ていないまま引退していたんですね。
現役引退後…何している?仕事は?
現役引退後の新谷仁美さんは何をしていたのでしょうか?
普通のOLとして働いていたことはわかっていますが、結婚されたとかどうなのかと調べてみましたが、結婚もされていませんでした。
実は引退後の新谷仁美さんは何をしていたのかほとんどわからないんです。
復帰の日本選手権で優勝
その後平成30年(2018年)に現役復帰を表明、6月22日に行われた女子5000m決勝で優勝していました。
6月22日(金)開幕🔥第102回 #日本選手権
【ナンバーワン1⃣動画】
第96回日本選手権(2012)女子5000m 決勝
1位 #新谷仁美 15分17秒92
▼チケット情報はこちら▼https://t.co/W0B7Pw5KsL#JAAF #陸上 #ナンバーワンしかいらない pic.twitter.com/cinfbAC2Fv— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2018年6月11日
まとめ
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— かず (@12kazuyafurutty) 2018年10月29日
東日本女子駅伝に出場される新谷仁美さん。
復帰後見据える先には東京五輪が見えているはず。
今度こそ…というより、ブランクの間に培った思いが今に生きているはず。
今後の新谷仁美さんに注目です!
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。