こんにちはノリスケです。
桜が散るといよいよタケノコ(ネマガリダケ)シーズンの到来です。
ネマガリダケはササダケ、モウソウダケともいいますね。
学名ではチシマザサといいます。
笹の仲間では最も北部に分布し、朝鮮半島から日本列島や樺太まで広く分布しています。
日本では愛媛県鳥取県以北に広く分布しています。
山地に群生して大きくなると3mまで伸びます。
この笹薮に入って夢中で採っているとどこにいるのかわからなくなってしまうんですよね。
そのため、いろんな工夫をしている人を多く見かけます。
また、ネマガリダケはクマも好んで食べることから、注意が必要です。
今回は、ネマガリダケの採りに行くための準備や、必須アイテムなどを紹介しますね。
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ネマガリダケの採り方
初めてタケノコ採りに行った時、どこを探せばいいのかわかりませんでした。
ですが探し方は簡単です。
ネマガリダケの探し方
1 広く周りを見渡しながら、1個芽が出ているのを見つけたら、その付近に2個3個ある場合があります。
これを重点的に探しながら、周りを見渡しつつ進むようにします。
2 1本大きくなっている若芽の付近にも、新しいのが生えている可能性があるのでその付近を捜します。
付近にタケノコが沢山見つけた場合などは、目線を下げてほふく前進しながら進みます。
人間の目は、常にフィルターをかけながら物を見ているので、1個見つけると面白いように見つけることができます。
これが採り方がわからないと、見つけられず彷徨っている場合があります。
ネマガリダケに集中している時の注意点
またネマガリダケを探しているうちにどんどん森の深みにはまっていきがちになります。
その際の注意点が4点。
- 目線が下がるため目の保護が必須
- 現在位置を見失わないための工夫
- クマよけのための鈴
- マダニも要注意
です。以下詳しく紹介しますね。
目線が下がるため、目の保護が必要
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笹の藪が深いとき、手でかき分けながら進むことになります。
この際に顔を下げていくため目に草などが刺さる可能性があります。
プラスチック製のメガネ(クリア)か、日差しが強い時はサングラスがおススメです。
安いものでもモチロンいいのですが、使い捨ての状態になりやすいです。
というのも、汗をかくとレンズが曇りやすくなり、繰り返し衣服などで拭くたびに傷がついて…
なんてことも多くあります。
その点こちらは軍用ですが、ハード使用でも耐えうるアイセーフティ。
このESSはアメリカ軍に卸しているメーカーです。母体はオークリーという信頼のメーカー。
クロスボウはレンズが2枚あり、スモークとクリアレンズで交換できます。
もちろん曇り止めいらずですね。
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現在位置を見失わないための工夫
山の中に入っていくと、道がないために現在地はどこ?ってなります。
遭難する人の多くがとりあえず山を下るという間違った判断をしてしまうこと。
歩きやすいという安易な考えから、山を下っているうちに奥へ奥へといってしまいがちです。
遭難防止のために、携帯電話の携帯はもちろんのこと、GPSで現在位置の把握は必須です。
よく、ラジオをもって拠点の木にラジオを大音量でかけておく方がいますが、その付近から外れないときにはいいのですが、一歩そこから離れて聞こえなくなると大変です。
スマホには、こういった時の便利アプリが搭載されています。
スマホアプリのGPS
こちらはおススメのGPSアプリ。
場所によって誤差は多少出ますが、電波がない場所でもほぼ正確に現在位置が標定できます。
山歩き必須の腕時計型GPS
自衛隊の方々の中には、レンジャー隊員というスペシャリストがいます。
山歩きのプロの方が愛用しているのが、腕時計型のGPS。
時間はもちろん、現在位置はどこか?歩いているルートなどもわかりますので遭難しかけた場合、このルートに戻ると出発点に戻ることができます。
最近は機能が多くなり高価ですが、バッテリーが長持ちしないというデメリットがあります。
とはいえ、モバイルバッテリーを持っていくのは荷物になりますので、おススメはこちらです。
シンプルに時計とGPSならこちらのスントというメーカーの時計。
- 電子コンパス
- 標高
- 天候予測
- 心拍数も図れる
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こちらは本格的に登山をする方にもおすすめな時計です。
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クマよけのための鈴
クマと遭遇を避けるためによく鈴を持ちましょうといいます。
知り合いのハンターに聞くと、子熊などは逆に音に興味があって、不用意に近づき出くわすこともあるのだとか。
人間に個性があるようにクマにも個性があるため、すべてのクマに効き目があるとはいえないとのことでした。
ですが、複数で歩いていると鈴が複数カラカラ鳴っているので確実にクマは察知して不用意には近づかないのだとか。
マダニにも要注意
最近特にマダニが増えてきているのか、ササヤブに入ると結構な確率でマダニと遭遇します。
服装はツナギなどを着ているとイイかと思いますが、首元から侵入することもあり要注意です。
ですが、山歩きをしている最中にマダニを気にする人はいないのでここでは、マダニが人に噛みつくまでを紹介します。
マダニは、人の体の柔らかいところに潜り込んで血を吸います。
こ人の体の柔らかいところを探して彷徨っています。
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ですが安心して下さい!
マダニが噛みつくまでにしばらく時間がかかります。
この時間は定かではありませんが、山菜採りを終了した時に、服を着替えると確実です。
これが難しい場合は、帰りに温泉に入るのをおススメします。
温泉に浸かったり、洗うと洗い流されるので、最悪体に残っていても、確実にいなくなります。
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山歩き(山菜採りのための)必須アイテム
こちらでは山歩きの必須アイテムを紹介します。
予算に応じて購入していけばいいと思いますのでこちらでは、選び方の一例として。
- 帽子
- リュック
- アイセーフティ
- 服装(レインウェア)
- 靴
帽子
アウトドアには帽子は必須アイテムといえます。
春先は紫外線が強いので日差しを遮るためと、マダニ対策のためです。
頭にマダニが入ってしまうと、お湯で洗い流す以外に対策はありません。
帽子はキャップではなく、こちらのハットタイプをおススメします。
新緑の季節は日差しが強いために、首の日焼け防止にもこちらのハットタイプがおススメです。
こちらは3,000円程度で買えますが、安いものでも問題ありません。
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リュック
タケノコを採っているうちにリュックが2つ3つとなっていく強者も。
背中にフィットするタイプがおススメです。
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昔ながらの背負いかご?
大きな袋に入れてしまうと、リュックは何でもOKです。
使い古しのものでもOKですが、ナップサックのようなひも状のものはおススメできません。
理由は量を採っていくうちに重くなってくると肩に喰いこむからですね。
アイセーフティ
目を保護するためのものです。タケノコ採りには必須といえます。
モノによっては、安いものでも十分ですので、必ずつけて山の中に入りましょう。
以前、私の知り合いで目に笹が刺さったという事案が…実は人間の目は白目に刺さっても痛みはほとんど感じないんです。刺さって異物感があって初めて気づいたとのことです。
これが黒目に刺さると失明してしまいます。
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服装(レインウェア)
こちらは最も重要といえるものです。
例えば雨に濡れた場合、濡れたままでいると低体温症になる危険が。
体温が34度以下になると、気温が20℃であっても低体温症になります。
しかも春先はまだ寒く、雨に濡れて数時間彷徨っただけで体が冷えちゃいます。
晴れていても着ていたほうが無難です。
朝早い場合は朝露で濡れちゃうときもありますからね。
その点、モンベルのレインウェアだと、ゴアテックス素材のため、汗は外にだし、雨などは通さないという特殊素材を使用しています。
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靴
靴は山歩き用のトレッキングシューズがおススメです。
出来れば、くるぶしより高いブーツタイプがおススメです。
朝露で滑ることもなく転倒防止にも役だちます。
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また、予算の関係上…長靴を履く方もいますが、おススメできません。
長靴だと靴底が薄いので、折れた笹が靴に刺さることもあるからです。
もしどうしても…というのであれば、安全靴のような丈夫なものでないとダメですね。
まとめ
山菜採りのための山歩きとはいえ、タケノコ採りは毎年遭難者が一定数います。
また不幸にも生きて帰ってこれないという方も。
そういった事態を未然に防止するための装備は必須といえます。
また、何回か山歩きをしながら装備を整えていくということもアリですので、予算に応じて徐々に揃えていくのがイイかもしれません。
とはいえ、山菜取りにはなるべく充実した装備が必須となります。
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それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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