先日体操の内村航平選手がプロ転向を宣言してしばらく経ちました。かつて誰もいなかったプロの体操選手。どのような方法でプロとして稼いでいくのか、よくわからなかった方が多いと思いました。私もスポンサー収入で?と思ったのでしたが、どうもそればかりではないと感じました。それがマネジメント会社に登録している事実。
今回は内村航平選手のプロ転向による収入や年収などを書いていきます。
【ツイッターより出典】
登録したマネジメント会社とは?
スポーツコンサルティングジャパン
http://www.sportconsulting.jp/
こちらは岡崎慎司選手や長友佑都選手、そして記憶に新しい、クラブワールドカップの決勝で2ゴールで大活躍の柴崎岳選手なども登録している会社でした。
主な内容は
- エージェント業務
- マネージメント業務
- マーケティング業務
- インターネット関連業務
- サッカースクール・フットサル場企画運営
だそうです。
サッカー選手のマネージメントで実績のある会社だけに、様々な戦略を周到に練っていると感じますね。特にサッカー選手のエージェントやマネージメント業務は、世界に羽ばたく日本人サッカー選手を有利な条件で契約交渉をするプロですし、契約という場においてもっとも力を発揮している姿に、きっと内村航平選手もプロとして踏み切ったのでしょうか。
更にマネージメント業務の中には、アスリートとしての個々のキャラクターを活かすメディア戦略や広告、イベント出演、出版、肖像管理などもしているんですね。
アシックスとの契約
契約内容と金額は明らかにはされていませんが、アドバイザリースタッフ契約だそうで、ユニフォームの開発や体操教室のサポートなどをしていくようですね。
「アシックスは東京五輪のゴールドパートナーだし、体操の魅力を伝えていく上で、いい契約をしていただいた。誰もやっていない領域に踏み込むのをサポートしてもらえる。一緒に体操を広めていけたら」
【デイリースポーツより出典】
http://www.daily.co.jp/general/2016/12/21/0009769394.shtml
プロとして出来ること、やらなければならないことをやはり明確にしている感があります。
契約期間は平成32年末(2020年)末までだそうです。
今後の展望は?
来年平成29年(2017年)10月には世界選手権がモントリオールで開催されます。
それに伴って来年春頃には代表選考会が行われる見通しだそうで、それまでに所属契約選手を結ぶ企業を探す予定だそうです。
その頃までにあと数社契約を結ぶことになると思われます。
(もうすでに水面下での交渉は継続しているのでしょうね)
そして忘れてはならないのが、森泉貴博コーチと今井聖晃トレーナーの存在。リオオリンピックで
「森泉さんと今井さんがいないと僕の体操は成り立たない」
と言っていた内村航平選手。この二人も帯同することになるのでしょうか?
気になる年収は?
ちなみに錦織圭選手の総収入は35億8600万円のうち、スポンサー収入が32.1億円だそうです。アシックスとの契約でコナミ時代の倍増は間違いなしでしょうが、世界選手権までに億単位はいきそうですよね。
更にカギとなりそうなのが、CM契約はあるのかどうか。
まとめ
日本人初となるプロの体操選手として活躍が注目される内村航平選手。テレビなどに露出していくのも時間の問題となりそうです。スポンサー契約以外にも体操の広めていくという目的も背負って、今後ますます
目が離せない内村航平選手。世界選手権での活躍が期待されます。