こんにちはノリスケです。
平成31年(2019年)に消費税が10%に増税され、クルマにも新たに走行税が課税されることになるようです。
走行税とは、燃料を使わない電気自動車やハイブリッド車など低燃費車が増えてきたことにより、ガソリン税の減収から新たな財源として、車の走行距離に応じて走行税を検討しているのだとか。
地方からも悲鳴、自動車の「走行税」ホントに導入されるの?(LIMO) - Yahoo!ニュース https://t.co/dcWTUQ57Ik @YahooNewsTopics
— Ayumu@Life (@ayumu_711Life) 2019年1月12日
税金が上がって喜ぶ人はまずいませんが、Yahoo!ニュースの簡易アンケートによれば、
項目 | 票数 | % |
賛成 | 5772 | 23.6% |
反対 | 17,530 | 71.7% |
当然反対が多いですね。
若者のクルマ離れといいますが…
クルマにかかる税金や任意保険料が高すぎて手が出ないというのが現状ではないでしょうか?
そもそも
クルマを購入した時に
- 自動車税
- 自動車取得税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 消費税
と、これだけで何十万円と取られますよね。
消費税が8%から10%に上がるだけで200万円のクルマでは、8%で160,000円取られるのが、2%上がるだけで200,000円にもなっちゃいます。
さらに平成30年(2018年)はガソリンがめっちゃ高かったですよね。
例えばガソリン1リットル150円として、税金がいくら取られると思います?
本体価格 | 82円 |
ガソリン税(本則税率) | 29円 |
ガソリン税(暫定税率) | 25円 |
石油税 | 3円 |
消費税 | 11円 |
150円のうち半分は税金なんですよね。
これだけとっていて、エコカーが増えてきたから減収になるために走行税と検討されているようです。
私自身、地方都市のしがないサラリーマンなので通勤に軽自動車を使っています。
地方はクルマがないと移動が大変です。
今回は、走行税はいつから?いくら課税される?バイクも適用されるの?について調べた結果を紹介しますね。
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走行税はいつから?
結論から言うと、未だ検討段階であることからまだわからないということですね。
しかしながら…火のないところから煙はたたないといいます通り、検討されていることは間違いないですね。
そのタイミングが、消費税10%に合わせて行われるのか?それとも、10%になってしばらくしてからなのか、それとも消費税10%を延期する代わりに走行税をとるのか?と憶測の域を出ていないようです。
この点については新しい情報が入り次第追記していきますね。
走行税に関する疑問点
そこで気になるのが走行税に関する疑問点があります。
- 課税方法
- タクシーやバス、運送会社などの課税額は?
- バイクは適用される?
それぞれ調べた結果を紹介します。
しかし、現状は検討段階ですので問題点や、予測も含まれています。
新しい情報が入り次第追記しますね。
課税方法は?
ひとつ目が、どのように記録して課税するのかということ。
お役所の方々が、家に検針に来て年間走行距離に応じて「○○円です」ってくるはずもないですよね。
どこでどう調べて課税額を算定するのかがハッキリしないですね。
前に話題が上がった時にもツイートしたけど、徴収方法と金額はどうなるんだろうね。1円単位でカウントして直接徴収とかだとかなり無理がある。
車検時に業者が立替、100円単位での課税が現実的だろうけど、どこまで走行税部分を増やすのか。フランスまでは行かずとも、割合次第では荒れそう。— 河辺の葦 (@motoyukiarakawa) 2018年12月12日
車検時に課税するということも考えられますね。
タクシーやバス、運送会社の課税額は膨大に?
車→道路を傷つける
バス&タクシー →車同様
電車→レール&電線傷つける
チャリ&三輪車→車同様
徒歩→靴で地味に道路を傷つける結果
素足で通勤通学しろって事だよね?( ˙-˙ )
そう言うことだよね?( ˙-˙ )#走行税 pic.twitter.com/A65ORkfAdN— HI-6@🐸MR-S🔰 (@Chibi_hiro0416) 2018年12月5日
タクシーやバス、運送会社などに課税されると、膨大な額になりその分価格に転嫁されることが予想されます。
そう考えると、物価の上昇があらゆるところで避けられないのでは?
という危惧がニュースサイトで指摘されています。
一方で自動車税の減税も?
2019年は自動車税の減税も検討されています。
今回の自動車税の減税は、時期を明確に区切らない措置となります。
自動車税の税額が下がるのは、制度が創設された昭和25年(1950年)以来初めてのことですね。
今後は2020年度以降に自動車に関するいまの税体系を抜本的に見直し、走行距離や重量などに応じた新たな仕組みづくりを進めるとありますね。
自動車税の現行と見直し、見直し幅 | |||
排気量(cc) | 現行(円) | 見直し(円) | 引き下げ幅(円) |
軽自動車 | 10,800 | 0 | 0 |
1000以下 | 29,500 | 25,000 | 4,500 |
1000~1500 | 34,500 | 30,500 | 4,000 |
1500~2000 | 39,500 | 36,000 | 3,500 |
2000~2500 | 45,000 | 43,500 | 1,500 |
自動車税を減税する代わりに、走行税を導入することによって電気自動車やハイブリッド車などにも等しく税負担をということのようですね。
バイクは適用されるの?
今のところバイクへの走行税の話は出ていないようですね。
しかしながら…
バイクにも税金は一定額かかります。
免許区分 | 排気量(cc) | 重量税(円) | 軽自動車税(円) | 車検 |
原付1種 | 50以下 | 0 | 2000 | 不要 |
小型限定普通二輪 | 50~90 | |||
二輪の軽自動車 | 91~125 | 2400 | ||
普通二輪 | 126~250 | 4900 | 3600 | |
251~400 | 1900(12年目まで) | 6000 | 要 | |
大型二輪 | 401以上 | 1900(12年目まで) |
バイク好きにとってはツーリングが楽しみという人もいるでしょうから、走行税が導入されると大打撃を食らう恐れがある方も。
今のところ具体案は出ていませんね。
こちらも新しい情報が入り次第追記します。
まとめ
走行税が導入されるのは、車に関する税の抜本的な見直しが2020年ころに行われる予定なんですね。
自動車税を減税して、走行税を導入するということになると、今後クルマの維持にも多大な影響を及ぼしそうです。
以前なら近所のスーパーでも車で行ってたのが、自転車や歩いて…などということにもなっていくのかも知れません。
とはいえ、田舎など公共の交通機関がない地域では走行税がそのまま重くのしかかってくるとも言えそうです。
私たち消費者は賢い納税方法で節税していきたいものですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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