こんにちはノリスケです。
春夏通して甲子園初出場の富島高校野球部監督の浜田登監督に今回は注目したいと思います。
県立高校が甲子園初出場もスゴイのですが、21世紀枠でもなく九州大会準優勝で実力でつかみ取った初の甲子園なんですよね。
富島高校(宮崎)<初>
創部70年目で春夏通じて初の甲子園。ビッグイニングを狙える打線の勝負強さが特徴で、昨秋では逆転勝ちが目立った。その中心となるのが2番を打つ主将の中川大輝(2年)で、9試合で5割5分3厘9打点と活躍。
2008年宮崎商を率いて甲子園経験のある浜田登監督の手腕にも期待がかかる。 pic.twitter.com/jR9dO1Xv3m— 高校野球専門 (@koukouyakyuu121) 2018年2月5日
平成25年(2013年)の就任当初は野球部員がわずかに11人、しかも半数が野球未経験、一時は部員が5人に落ち込んだ時も…
廃部寸前から5年で甲子園初出場をつかみ取ったこともスゴイですね。
今回は富島高校野球部監督の浜田登監督の指導力と経歴について調べてみました。
浜田登監督の経歴
現在50歳の浜田登監督は、宮崎市出身
小学校3年生で野球をはじめ、宮崎商業では野手として、県大会ベスト8出場八幡大(現九州国際大)に進学、野手や学生コーチを経験します。
一度教員採用試験受験をするも不合格、宮崎市内の企業に就職します。
再び26歳の時、教員採用試験に臨み合格しました。
都農高校商業科の教師としてスタートします。
その後母校の宮崎商業野球部の副部長を経て平成15年(2003年)に監督就任します。
平成20年(2008年)宮崎商業高校の監督で甲子園に出場。
宮崎商業は野球の古豪チーム勝って当たり前のところにいました。
そんな浜田登監督が感じていたのが、当たり前に甲子園に出場している環境にいることへの疑問…だったのかもしれません。
それが「宮崎商だからやれた」という声。
自分の指導方針や指導力の証明ということでもありました。
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意識改革と人づくり
富島高校監督就任当初の平成25年(2013年)の富島高校は部員が一時5人まで減少して廃部寸前だったのだとか。
日向高との合同チームで臨んだ試合は0-10のコールド負け。
ここから始まりました。
この時の富島高校は、「ボールを捕れない、バットに当たらない」そんな状態から始まったのだとか。
ここで掲げたのが意識改革でした。
練習前に球場の周りのごみ拾いから始めたのだそう。
「動かないゴミを拾えなければボールを拾えない」
という信念から。
練習方法にも工夫
野球の基礎から鍛えなおすため、キャッチボールにも工夫があります。
クイックで投げたり、変化をつけています。
更に練習時間も場所も制限を受けている環境で、
午後4時から7時半までの練習時間、さらにサッカー部やソフトボール部と共用というのだから驚きですよね。
人づくりはコーチ陣も
中川清治氏、中尾拓氏という両名は浜田登監督を裏で支えています。
元々富島高校がある地域は野球が盛んな地域で、宮崎商業を甲子園に導いたという実績がありましたが、高校野球としての選択をする高校ではありませんでした。
そこで、中川氏の案内で熱心に声をかけていたのだそう。
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甲子園出場までの経緯
「3年で九州大会、4年で甲子園に行きます」
という目標のもとに、徐々に環境と人づくりをしていきました。
熱心に声をかけていった結果、少しづつ人が集まり始めてきた富島高校は、
浜田監督が就任の1年半後には宮崎県の1年生大会で優勝します。
これが富島高校が県レベルで獲得した初のタイトルだったのだとか。
翌年には初の九州大会にも出場、就任わずか3年で県内の強豪校にのし上がりました。
これはスゴイですね。
逆転の富島
こういったのは理由がありました。
センバツへの快進撃は宮崎大会2回戦、3回戦の劇的な逆転勝利から。
いづれも2点差での最終回に追いつき逆転したからでした。
浜田登監督が試合終了後、「逆転の富島」
と連呼したことにより、新聞紙面に見出しで踊り、
相手校にはプレッシャーを、富島ナインには自信と精神的な強さをつけていきました。
九州大会でも快進撃
宮崎県大会での快進撃は九州大会でも!
初戦文徳(熊本)を4-1で、長崎商9-2の7回コールドで勝ち進みました。
準決勝の東筑戦においても初回に3点を失うも徐々に追いつき、8回には5-5の同点から勝ち越しました。
決勝戦でも4-7で敗れるも最大5点差あった試合を3点差に縮めるなど、劇的な試合運びだったんですね。
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まとめ
浜田登監督の指導方針のもと、逆転の富島は甲子園でも旋風を起こしそうな勢いを感じます。
元々何もないところからのスタートでここまで育て上げたのですから、
宮崎に浜田あり!
という名采配が見れるか、今から楽しみですよね。
甲子園選抜大会での富島高校の活躍に注目ですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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