Yahoo!ニュースで先ほど、日本人バレリーナが華麗なる始球式を行ったとあり、スゴイ画像だったので調べてみました。
始球式はワシントンのナショナルズパークで29日(日本時間30日)に行われたナショナルズ対メッツの試合。
セットポジションから左足を大きく上げると、投球せずにターン。その後は本塁へ向かいながら大きく4度ジャンプすると本塁ベース直前でボールを下からトス。捕手役を務めたナショナルズのグローバー投手はビックリしたのか捕り損ねてしまった。
こんな始球式は度肝を抜かれますよね。
大貫真希さんという方で、この方はいったい?
ということで調べてみましたよ。
MLB公式サイトから始球式の様子が見られます
大貫真希さん
ワシントンバレエで日本人としては初めて主役に抜擢され、「プリンシパル」として大活躍中のバレリーナなんだそうです。
※プリンシパルとはバレエ団のトップの階級にいるダンサー(主役級)
ワシントンバレエ団
難易度の高い技のスローモーション映像
プリンシパルの大貫真希さんも出演https://t.co/4hzEoGRCvfhttps://t.co/SEZx0Tv8UU pic.twitter.com/UcGPzaxDzG— BALLET COLORS (@balletsakuhin) 2016年5月27日
ジャンプ力がハンパないですね~。
ものすごい跳躍力です。
マウンドからホームベースまで18.44mで4回まわってホームベース直前にまでくる跳躍力が凄すぎです…
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経歴
3歳でバレエを始め、様々な国内バレエコンクール受賞の経歴を持つ大貫真希さん。
平成13年(2001年)スイスローザンヌ国際コンクールセミファイナリストという輝かしい経歴をもって、ドイツの学校に留学します。
この時16歳というのですから、現在30代の半ばくらいでしょうか。
この時に感じた孤独感と挫折感で胸が押しつぶされそうになった大貫真希さんでした。
プロか普通の生活かと迷っていた時の平成14年(2002年)YAGP(ユースアメリカグランプリ)というコンクールの予選会に出場。
予選会を突破してニューヨークでの決勝まで進んだ大貫真希さん。
この時の活躍が認められて、バレエスクールから留学のための奨学金をいただき、カナダのゴーバレースクールに留学が決まります。
この頃からプロへの思いを強くしたそうです。
平成15年(2003年)ワシントンバレエ スタジオカンパニーを経て、翌平成16年(2004年)にバレエ団に入団します。
平成22年( 2010年)ジャクソンコンクール 銅メダル。メトロDCダンスアワード受賞。
平成26年(2014年) VKIBCコンクール 金メダル。
ワシントンバレエ団では、ラシルフィード、ロミオ&ジュリエット、海賊、ドンキホーテ、ジゼル、白鳥の湖、シンデレラ、不思議の国のアリス、ピー ターパン等の主役を担い、現在に至るそうです。
スゴイ経歴ですよね。
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まとめ
今回はたまたま、メジャーリーグの始球式という場面で注目されましたが、本業のバレエもスゴイ努力と才能の持ち主と感じました。
やはり日々の鍛錬の積み重ねなんですね。
今後の大貫真希さんに注目ですね!