こんにちはノリスケです。
10月7日(日)放送の情熱大陸に元カシオペヤの向谷実さんが出演されます。
カシオペアといえば、1980年代に唄のないインストバンドとして活躍されていました。
向谷実さんはキーボード奏者として勝yくされていたんですよね。
それが現在の向谷実さんは株式会社音楽館の社長、音楽プロデューサー、実業家、タレントとしての顔を持っています。
情熱大陸の番組予告では鉄道シミュレータ開発者として紹介されるんですね。
知らない人からみると気になりますよね。
【大好評発売中】向谷実25年ぶりのソロアルバム「THE GAMES-East meets West 2018」各方面から絶賛の嵐!発売初日から品切れ続出でしたが現在すべてのサイトで在庫あり!の状態です。ぜひお聴きください。https://t.co/OQvJxAvGKG
— 株式会社音楽館 (@Ongakukan_info) 2018年10月4日
今回は向谷実さんのカシオペア脱退の理由や現在について調べてみました。
向谷実さん
View this post on Instagram
調べてみると精力的に活動されていますね。
まずはプロフィールから
プロフィール
- 向谷実(むかいや みのる)
- 昭和31年(1956年)10月20日生まれ62歳
- 東京都世田谷区二子玉川出身
- 元カシオペア キーボード
- 株式会社音楽館社長
4歳からオルガンを、5歳のころにはピアノを習っていた向谷実さん。6歳のころには作曲もしていたのだからスゴイです。
中学校時代にはエレクトーンで全国大会にも出場していますね。
経歴
昭和52年(1977年)ネム音楽院(現在のヤマハ音楽院)のエレクトーン科に在学中の時、当時まだアマチュアバンドであったカシオペアにキーボードで加入しています。
昭和54年(1979年)にメジャーデビューし、その後平成18年(2006年)の活動休止までカシオペアのキーボード奏者として活躍されました。
音楽はジャズをベースとして、多くのテレビ番組でも流れているので「あ、聞いたことある」
というような曲が結構あると思います。
動画もありました。
その後…唄のないインストバンドながらアルバムを出すごとにチャートの上位にいて、またライブを重ねるごとにファンを増やし続けていきました。
しかし1980年代後半には全米進出のためにボーカル導入や、アメリカンポップス色が強くなっていく頃になるなど迷走が続きます。
カシオペアとして活動する傍ら、ソロ活動もしていた向谷実さん。
熱狂的な鉄道ファンからゲーム開発へ
平成7年(1995年)には鉄道シミュレーションゲームTrain Simulatorの製作に携わっていた向谷実さん。
元々カシオペア時代からソロで音楽活動をしていて様々なアーティストのレコーディングにも参加したりしていたんですね。
実は無類の鉄道マニアとして鉄道シミュレーションのゲーム開発をしていたんですね。
そういえば…鉄道マニアの中には駅の看板や、廃止となった列車の部品などを買い取る人もして、鉄道愛がハンパない人が多いんですよね。
向谷実さんも、ご自身のコンピュータ技術を生かしてシミュレーションとして運転する方法を編み出したんですね。
この動画を見ると、ゲームという感覚より鉄道職員が練習のために使用するシミュレータという感がありますね。
鉄道好きではない人から見ても、このクオリティには正直リアル過ぎる感があります。
でもこうした鉄道シミュレータに注目するプロからすると、航空機のフライトシミュレータのように実際の場面以外で訓練できる貴重な機会でもありますね。
鉄道シミュレータとは、乗務員が通常の運転に加えて、実際に体験することの少ない様々なトラブルを想定し、瞬時の判断と取扱いを繰り返し訓練するためのものとして訓練できるのもスゴイですね。
向谷実さんが開発したシミュレータは、実写と音にこだわり、リアルさを追求しただけでなく、運行上のトラブルが起きた際の「車掌」「運転手」「司令」が一体となって問題を解決するシステムを取り入れているのが特徴ですね。
番組では向谷実さんとJR東日本がこのシステムを引っ提げて、2年に一度行われる世界最大の鉄道技術見本市に挑む様子が放送されるんですね。
九州新幹線車内BGMやゲームの曲の提供も
九州新幹線のBGMや発車メロディも提供していた向谷実さん。
もはやマニアを通り越してプロですよね。
カシオアペア時代の音楽性を鉄道に活かすというのは、私自身何か学びのヒントにもなりそうです。
さらに三国志や戦国無双などのゲーム音楽も提供していたんですね。
曲を聞いてみると…
どこかにやはりカシオペアの音楽とも通ずるところが。
[ad#co-2]
カシオペア脱退の理由は?
今や鉄道関係の仕事や、音楽館の社長、またタレントとしても活動している向谷実さん。
カシオペアの脱退の理由は何だったのでしょう?
結論から言うと公式には理由は明らかになっていません。
その背景を探ってみると、メンバー間に温度差もあったんですね。
人気絶頂期のころのカシオペアは年間2枚のアルバム制作と国内外で年間100本前後に渡るライブをこなしていたて、カシオペアとしての活動を優先していました。
その後、レコード会社の移転に伴いメンバーの方向性がズレていきました。
その中には所属事務所の問題などもありました。
平成に入り1990年代になると向谷実さんの鉄道趣味関連ビジネスの手始めとなるトレインシミュレーターの制作、メンバー間のソロ活動が活発になりました。鳴瀬さんが野獣王国のメンバーとして、野呂さんも七年ぶりのソロアルバムやセッション活動に参加しだすようになっていきました。
こうしてメンバー間で方向性がずれていく中で、カシオペアの活動を再開するという選択肢がなかったのかも知れません。
それでも、向谷実さんはカシオペアの活動を続けていきたいとも語っていたので、本人でしか知りえないことがあったに違いありませんね。
[ad#co-2]
現在は?
カシオペア脱退後、向谷実さんの現在は鉄道関連の音楽制作で逆に精力的に音楽に携わっています。また三国志や戦国無双にも曲を提供するなど、ますます忙しくなっているのかも知れませんね。
向谷実とメロディーズを結成、鉄道イベントなどのデモンストレーションライブや有料公演なども開催しています。
さらにトレインシミュレータ―シリーズはタイトーのRailfanに受け継がれ、またこの時の技術から富士通と提携、鉄道会社の乗務員の訓練用の業務用シミュレータ開発になっていきました。
このシミュレータ事業は平成19年(2007年)には、鉄道博物館の国鉄D51形蒸気機関車運転シミュレータ―の開発にも携わっています。
その他にもトレインシミュレータの後、、鉄道タレントとしても活動され、タモリ倶楽部の鉄道ネタで出演されたり、ケーブルテレビやCSで放送されているMONDOTVでは鉄道評論家の川島令三さんと「川島令三&向谷実の鉄道マニア倶楽部」や「向谷鉄道倶楽部」などの冠番組を持っています。
また日曜日夜の情報番組「Mr.サンデー」にも出演されていますね。
InnoTrans/国際鉄道技術専門見本市にも出展
平成30年(2018年)9月にドイツで開催された国際鉄道技術見本市にJR東日本と共同開発した乗務員訓練用鉄道シミュレータで出展していました。
鉄道マニアから、JR東日本とともに世界に挑むというのもまたスゴイですよね。
結婚もしていた
平成27年(2015年)1月に結婚した向井実さん。
お相手の情報はわかりませんでしたが、平成25年(2013年)に千葉県のいすみ鉄道に仕事で訪れたことが、知り合うきっかけになったんですね。
昨日結婚しましたたことをご報告いたします。 pic.twitter.com/o21iHDs9G9
— 向谷実 (@MinoruMukaiya) 2015年1月18日
さらによく調べてみると、平成20年(2008年)に娘さんが結婚されているので、2回目ということなのでしょうね。
まとめ
View this post on Instagram
向井実さんのカシオペア脱退理由は、公式には明らかになっていませんし、またメンバーが変わったり環境の変化も影響していることと思われます。
何にしても向井実さんの現在の精力的に活動する様子からすると、カシオペアにこだわる必要もないというのもあるのかも知れませんね。
さらに現在は鉄道シミュレータの開発ではプロ用にまで発展し、すでに鉄道マニアの域を超えているのもすごいところです。
今後の向井実さんに注目ですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございます!
[ad#co-2]