こんにちは、ノリスケです。
寒い季節がようやく過ぎて、暖かい春がやってきましたね。
春は暖かいだけではなく、綺麗な花も咲いてわくわくしてくる人も多いんじゃないでしょうか。一方、今年もアレがやってきて憂鬱になっている人も少なくないと思います。
アレとはなにか。そうです、「花粉」です。
今回はつらい花粉を乗り切るためにすべき対策を調べてきました。
花粉症の人も、今年花粉症デビューした人も、しっかり対策をして今年も乗り越えましょう。
花粉症の種類
花粉症を引き起こす原因となっている植物の種類が何があるか知っていますか?
代表的な植物は「スギ」や「ヒノキ」、「ブタクサ」があげられます。
そのほかにも「イネ」や「シラカバ」、「ヨモギ」など今や春だけでなく1年中花粉が飛んでいるといっても過言ではありません。
花粉が飛んでいる時期を季節ごとに見ると以下のようになります。
出典:アレジオン
どうして花粉症になるの?
そもそもどうして花粉症になるのでしょうか。そのメカニズムを簡単に説明します。
花粉症とは鼻の中に入ってきた花粉に対して免疫反応によって鼻水が引き起こされる季節性アレルギー鼻炎ともいわれます。
花粉=アレルゲン(抗原)が鼻の中に入るとマスト細胞の抗体と結合します。
再びアレルゲンが鼻の中に侵入してくるとマスト細胞からアレルギー誘発物質が発生します。そのアレルギー誘発物質がくしゃみや鼻水、鼻づまりです。
このメカニズムは目で起こる症状も一緒です。
出典:アレジオン
花粉症になりやすい人は?
花粉症は誰にでもなる可能性があります。なかでも花粉症になりやすい人は、遺伝的にアレルギー体質の人。または食生活の変化です。インスタント食品やジャンクフードを多く摂取している人は和食中心の生活をしている人よりも花粉症になりやすいそうです。
あと、自律神経の乱れや、睡眠不足、ストレスも原因だといわれています。
花粉症の対策
花粉症の症状が出る前に早めの対策をご紹介します。
1.マスクをする
まずは花粉を吸い込まないようにするのが大切です。
花粉症に特化した高性能のマスクも販売されており、小さな微粒子もキャッチすることができます。
女性の人はメイクをしているからマスクをつけたくないという人も多いですが、メイクの落ちないマスクもあるので安心です。
2.サングラスや眼鏡をかける
目がかゆくなったり、涙が止まらないという症状が出る人は眼鏡やサングラスをかけることをおすすめします。
これも花粉専用の眼鏡が販売されているので、通常の眼鏡を付けるよりはそちらの眼鏡を付けるほうが効果的です。
3.つるつるの服を着る
外に出ると気づかぬうちに服にも花粉が付着してしまいます。
なるべく花粉を室内に持ち込まないために、つるつるとした素材の服を着ることで室内に入る前に花粉を落とすことができます。
4.ひどい場合はアレルギーに効く薬を服用する
マスクをしてもくしゃみや鼻水が止まらないという人は、病院で処方された薬で症状を和らげるか、市販のアレルギー性鼻炎に効く薬を服用するのがいいでしょう。
ただし副作用があるので、用法用量を守って使用しましょう。
5.治療する
アレルギーの治療法として「アレルゲン免疫療法」というのがあります。
アレルゲンを体内に入れることで体を慣らし、緩和、完治させるという治療法です。または鼻の粘膜をレーザーで焼く「レーザー治療」も注目されています。
ただし、この治療法は完治させるものではなく、普段の症状を緩和させるためのものなので注意が必要です。
花粉症に効く食べ物
花粉症を和らげる、花粉症にならないために取り入れたほうが良いとされる食べ物があります。
乳酸菌
乳酸菌は免疫細胞のバランスを整える効果があります。
免疫の過剰反応を抑えるので症状の緩和が期待できます。
また、腸内環境も整えるのでアレルゲンを体内に取り込みにくくなります。
乳酸菌はヨーグルトや発酵食品に多く含まれているので、毎日摂取することをおすすめします。
食物繊維
食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あります。花粉症の症状緩和に効果があるのは水溶性食物繊維です。
腸内環境を整えて腸の免疫力を高めることで症状の改善が期待できます。
水溶性食物繊維は昆布、わかめ、こんにゃくなどに多く含まれています。
チョコレート
チョコレートに含まれているポリフェノールが花粉症を緩和するといわれています。ただし食べ過ぎると肥満や高血圧につながる恐れがあるので、食べすぎには要注意です。
花粉症を悪化させないために
花粉症は一度かかると完治は難しいといわれています。
いつ花粉症になるかわからず、一生付き合って生きていくことにもなるので、なるべく悪化させない心がけが大切です。
花粉症を悪化させないために、以下のことに気を付けましょう。
規則正しい生活を送る
栄養バランスのとれた食事をとり、花粉症を和らげる食材を積極的にとるようにしましょう。ストレスをため込まないことや、しっかりとした睡眠をとることも症状緩和に効果的です。
タバコやアルコールを控える
タバコやアルコールはアレルギー反応を悪化させる恐れがあります。
タバコの煙は鼻の粘膜を刺激し、アルコールは血管を拡張させるので特に鼻の症状がひどい人は控えたほうがいいでしょう。
まとめ
今年は暖冬の影響で例年よりも多くの花粉が飛んでいるようです。
今花粉症じゃない人も、明日花粉症にかかる可能性もあるのでしっかりと対策をしておくことが大切です。
花粉症で辛い人は、なるべく症状を緩和させて今年も辛い花粉を乗り越えましょう。