こんにちは、ノリスケです。メンタリストDaiGoが出版した、「超集中力」という本をご存知でしょうか? 30万部を突破しているので、表紙だけなら見たことがある、という人もいるかもしれませんね。 私は先日、「超集中力」を読破しました。 一言で言えば、良書です。 超集中力には、タイトルの通り集中力を高める方法やノウハウが多数書かれていました。 これらを実践した結果、私は集中力を劇的に高めることができたのです。 したがって良書である、と言っているわけです。 本記事では、良書と呼ばれるゆえんとなった部分をピックアップして紹介します。 またノウハウや方法を実際に使って、どんな変化があったのかも合わせて解説します。
ウィルパワーの存在
本書では、「ウィルパワー」というものを軸にして話が進められます。 ウィルパワーとは、簡単に言えば「集中力の源」です。 集中力というものは、脳の一部である「前頭葉」がつかさどっています。 前頭葉にウィルパワーがあってこそ、集中力を発揮することができる、というわけです。 つまりウィルパワーが高い状態を保ち続けることが重要です。 ウィルパワーは有限で、状況によって増減します。 ウィルパワーを高める、回復させる、節約するということを基準として、本書で話が展開されていきます。
パワーナップで効率的に回復
さきほどウィルパワーは有限で、回復させることができるということを書きました。 ウィルパワーを回復させるためには、「パワーナップ」が一番です。 パワーナップとは、簡単に言えば、「20分、目をつむって横になる」というものです。 実際に眠りの状態には入りません。 本書ではパワーナップを取れば、劇的にウィルパワーが回復、つまり集中力が高まると書かれています。 「本当なのだろうか?」と疑いながら試してみました。 すると、たしかにパワーナップを取った後は、面白いように作業が進むのです。 パワーナップの効果を肌で感じた私は、他のノウハウについても積極的に試してみようと思いました。
散歩の持つ効果
本書では、散歩もまた、ウィルパワーの回復に役立つという主張が展開されていました。 散歩することで前頭葉が休まり、ウィルパワーが回復するということでした。 実際に散歩を試してみたところ、パワーナップほどではないですが、集中力が上がったと実感しました。 ただ注意しておきたいのが「散歩」ということばの定義です。 本書で語られている「散歩」とは、目的もなく歩く、という意味で使われています。 したがって「散歩がてら、どこかに行く」という方法では、ウィルパワーは回復しません。 目的地にたどり着こうという発想自体が、前頭葉に負担を掛けているからです。 もし散歩を実施するなら、本当に何の目的ももたず、ブラブラと歩くことが大切です。 本書では言及されていませんでしたが、音楽を聴きながら散歩するのもやめておいた方がいいかもしれません。 実際に音楽を聴きながら散歩しましたが、いまいち集中力は高まらなかったように思います。
ブドウ糖を摂る重要性
ウィルパワーの源は、ブドウ糖です。 つまりブドウ糖をたくさん摂ることが大切です。 前頭葉は、1時間あたり5グラムのブドウ糖を消費します。 ブドウ糖が足りなくなったら、体内のグリコーゲンをブドウ糖に変換して利用します。 しかし体内に貯めておけるグリコーゲンの総量は、ほんのわずかです。 つまり食べ物からブドウ糖を摂ることが大切です。 ブドウ糖が大量に含まれている食品の代表格は、ラムネ。 ラムネは全体の90%を、ブドウ糖が占めています。 ラムネを食べれば、比較的簡単にウィルパワーを高めるこができます。 実際にラムネを食べるようになってから、長時間机に向かって作業していても苦ではなくなりました。 集中力を高めたいのであれば、ラムネを食べましょう。