栃木雪崩事故まとめ!表層雪崩やラッセル訓練,ビーコンとは?

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春先になると、雪山では雪崩が発生する可能性があります。

こんにちはノリスケです。

先日起きた、雪崩の事故の詳細が徐々にわかってきました。

先日27日、栃木県那須町にあるスキー場付近で登山の講習中の高校生と教員

あわせて48人が雪崩に巻き込まれました。

その時に、県立大田原高校の男子生徒7人と、29歳の男性教諭の8人が犠牲となりました。

その他の先生と生徒40人もけがをしました。

心より事故にお悔やみ申し上げるとともに、亡くなった8人のご冥福を

お祈りします…

今回の事故では、表層雪崩が起きました。

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当時の状況

  • 「春山安全登山講習会」で25日から2泊3日の予定でスキー場にテントを張り県内7高校の山岳部1,2年生51人、引率の教員11名の計62名が参加
  • 27日に那須温泉ファミリ-スキー場付近でラッセル訓練が行われました。
  • このスキー場は20日で今シーズンの営業を終了
  • その日は雪崩注意報が出ていた。

その中で問題点などを整理していきます。

雪崩注意報が…

スキー場近くでは26日から大雪や雪崩注意報が出ていたそうです。

翌27日の未明、午前1時に0cmだった積雪が、午前8時には31cmに。

短時間で大量の雪が降り、雪崩が起きやすい条件だったようです。

表層雪崩とは

表層雪崩(ひょうそうなだれ)とはその年に降り積もった雪が、朝晩の冷え込みにより固まった雪の上にサラサラの雪が降り積もった雪が、何らかの条件により

一気に表面付近の雪だけ雪崩が起きることです。

サラサラの雪と思うと大したことないんじゃないかと思いますが…

実はとんでもないものです。1㎥で重さはなんと50~150kgくらいあります(諸説あり)

表層雪崩の条件

  • 気温が低い時期
  • 30cm以上の大雪

最高時速が200km/hになることも

雪崩の基本的知識

  1. 雪崩は積雪斜面であればどこでも、いつでも昼夜の区別なく発生する可能性がある。
  2. 雪崩遭難事故の9割が表層人為雪崩(不安定な積雪斜面に踏み込むことが原因)
  3. 斜度30~45°が一番危ない(斜度10°の斜面でも条件が整えば発生する可能性がある。
  4. 雪崩事故の8~9割までが人為的雪崩

実は表層雪崩の8~9割までが人為的な事故とは…

不安定な積雪斜面に登山者が踏み込んだことにより、表層雪崩を起こしてしまった

のかも知れませんね。

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ラッセル訓練とは?

深い雪をかき分けて、踏み固めなながら道を作って進む訓練

 

イイ動画があったので紹介します。

道なき道を切り開くのですが、10m進むのにも結構時間がかかります。

スキーを履かないと長い距離は無理です。

当時の現場は?

 

こんな場所。

結構上まで登っていたんですね。

こんなところで訓練をするとは…

とんでもなく厳しい訓練だと思いました。

ビーコンとは?

雪崩で犠牲となった人たち全員がビーコンを不携帯だったことがわかりました。

ビーコンとはこちら。

雪崩などに巻き込まれた場合、このビーコンにより、埋まった場所を特定し

救助の時間をいくらでも早く実施することにあります。

こちらは¥31,320

冬山装備には欠かせないのですが、高額なため中々手が出にくいそうです。

ちなみに富山の立山では入山の際に、ビーコンの携帯が義務化されているそうです。

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まとめ

今回の事故では県立大田原高校の男子生徒7人と29歳の男性教諭の計8人が

犠牲となりました。

今後警察は業務上過失致死の疑いでも視野に捜査するとのことです。

全容解明まではまだしばらく時間がかかると思われますが、

残念なことに表層雪崩の8~9割までが人為的に起きるといわれています。

今回の事故で亡くなられた8人のご冥福をお祈り申し上げます…

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